【養生】漢方から見た緑茶について:あまり知らない性質もご紹介します:)

薬膳/食材

こんにちは:)

今日は漢方から見た緑茶について解説しようかなと思います。

最近は寒いため、温かい緑茶を飲んで一息・・・という方も多いと思います。

身近にありすぎて意外と知らない緑茶について学んで頂ければ幸いです。

普段何気なく飲んでいる方もいると思いますが、緑茶を飲んで欲しくない方についても書いていますのでよかったらどうぞ:)。

漢方から見た緑茶

漢方の世界から見て、緑茶は簡単に言いますと体内の余分な熱を取り去ってくれます。

お茶の中でも緑茶はこの熱を取り去る力が強いとされますので、夏などに飲むのにぴったりというわけですね。

頭を使いすぎて熱い・・・外の熱気を冷ましたいときにうってつけです。

 

他にも体内の毒を排出しやすくなったり、イライラの除去や消化不良にもよかったりします。

西洋学的に言いますと、緑茶にはカフェインが入っていますので頭がスッキリしたりしますね。

 

他に有名な物としてはポリフェノールの一つとしてカテキンが含まれていますね。

お茶の特有な苦みはこのカテキン由来だったりするんですよ。

 

血中コレステロールの吸収を抑えるだけでなく血糖値にも〇。

現代人にぴったりな飲料と言えますね。

緑茶を飲んで欲しくない方

現代人にぴったりといっても、飲んで欲しくない方もいます

 

緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害する事で知られていますので、貧血の方には注意が必要です。

 

もうちょっと詳しく言いますと、タンニンは鉄と結合する性質が有り、鉄と結合するとタンニン鉄となって鉄吸収を阻害するという訳です。

緑茶以外にもコーヒー・紅茶は貧血の方はあまり良くないと言われていますので注意しましょう。

 

どうしてもお茶が飲みたい!という方は、黒豆茶とかルイボスティーがオススメです。

両方とも貧血の方にはオススメなお茶ですよ。

西洋学的に言いますと、カフェインも入っており胃腸を痛めたりする可能性があるため弱い方は注意を。

 

緑茶の性質上冷え性の方はさらに冷えを加速させてしまいますので合わせてご注意下さい。

 

また、相当まれな事ですが緑茶には肝毒性の報告があったりします。

 

肝毒性とは、肝臓に直接的に害をもたらす性質のことを指します。

 

肝毒性があるとはいっても、そもそも緑茶に含まれるカテキンは活性酸素を消去する働きがあったりしますので、飲み過ぎると良くないことが稀に起きてしまう程度に捉えて頂ければと思います。

如何でしたか?

簡単ではありましたが、意外と知らないお茶の性質も知って頂けたかと存じます。

 

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