最近急激に寒くなっているのでやられてしまっている方もいるのではないでしょうか?
実を言うと私もやられています・・・:(
こんなに急激に寒くなるとは予想できずに・・・。
お恥ずかしい限りです。
今回はそんな寒暖差アレルギーについて深掘りしようと思います。
それでは、早速説明をしましょう。
寒暖差アレルギーとは?
寒暖差アレルギーは正式には血管運動性鼻炎と呼びます。
血管運動性鼻炎には寒暖差だけでなく、低気圧・自律神経の乱れやストレス・寝不足や慢性的な疲れによる鼻炎も含まれています。
主に寒い場所から暖かい場所or暖かい場所から寒い場所へ移動するときに鼻炎になるという特徴がありますね。
布団に入ったら・・・というパターンもあります。
漢方では症状によって使う薬を分けています。
タイプ別に分けてオススメの漢方薬をご説明いたしましょう。
鼻水がメインの場合
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が一番のオススメになります。
花粉症の漢方薬としても有名ですし、鼻風邪の時のファーストチョイスでもあります。
簡単に言うと葛根湯の鼻水メインバージョンみたいな感じです。
小青竜湯は水の巡りを良くすると共に、体を温めてくれる作用があります。
さらさらとした鼻水が出ている場合、これを選ぶと良いでしょう。
お湯と一緒に飲むことをオススメいたします。
鼻づまりがひどい場合
鼻水が出ている状態が続くと、徐々に鼻づまりと黄色い鼻水へと変わっていきます(人によっては鼻づまりからスタートする方も)。
そういう方には葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)がオススメです。
なんぞそれ!?と思った方もいるかもしれません。
簡単に言うと葛根湯の鼻づまりメインバージョンみたいな感じです。
漢方の名前に加えるの「加」が入っているパターンがちょいちょいありますが、これは大体そのまんまの意味で捉えて頂いて構いません。
葛根湯に川芎と辛夷という生薬を加えた=葛根湯加川芎辛夷です。
体を温めると同時に鼻づまりをメインに改善してくれます。
これもお湯と一緒に摂ると良いでしょう。
意外と両方ともドラッグストアでも簡単に手に入る漢方薬になります。
ただ、お客様の症状によっては別の物が良い可能性もあります。
その際は是非薬の資格者へご相談下さい。
抜本的なケアに
漢方的に言うと、水分の乱れによって寒暖差アレルギーは起きていると考えられています。
水分の流れは肺が司っているため、肺をケアするのが良いというわけです。
肺をケアするのに一番良いのは白い食べ物ですね。
大根・レンコン・豆腐・白菜・カブ・白ごま・牛乳が該当します。
寒暖差アレルギーで苦しめられている方は食べると良いでしょう。
如何でしたか?
まだまだ寒い時期は続きます。
というか今日から格段に寒くなっていきますね。
寒暖差アレルギーで苦しんでいられる方は是非白い食べ物を食べてケアなさってみて下さい:)
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