今日は薬膳の基礎知識に関してです。
なぜこのテーマ?と思った方も多いと思いますが、この薬膳の基礎知識を知っているか知らないかでは体調管理が大きく変わるからです。
読みやすいように簡単に書きましたので、是非最後まで読んでみて下さい:)
薬膳とは?
薬膳の世界では薬食同源という考えが根底にあり、全ての食材には薬効があり誤った食事は体を損ね、正しい食事で体は自ずと癒えるとされています。
薬膳とはつまり、季節や食べる人に体調に合わせ、食材の役割を踏まえた食事を取ることで病気にならない丈夫な体を目指す事になります。
薬膳における各食材の役割とは?
中国の古い文献に、「五穀為養、五果為助、五畜為益、五菜為充、気味合而服之、以補益精気」という記載があります。
簡単に言うと、
・穀物は体を養う=エネルギー源
・果物は体を助ける=ビタミン補給
・肉類は体を補益する=たんぱく質源
・野菜は体を充実させる=ビタミンやミネラル源
これらの食材の役割を組合わせ食することで体内のバランスを保ち、体の精気を養うことが出来るという意味です。
特に大切なのは旬で、旬の食材はその時期の体に一番合うと言われています。
他にも細かく色々とありますが、上記の事を抑えるだけでも大分違いますよ。
住んでいる土地の食材を食べるのもポイント!
漢方には身土不二=しんどふじという言葉があります。
簡単に言うとその土地で摂れた物がその土地の人々を健康にするという考えです。
旬にあったお住まいの土地の食材を食べ、気軽に薬膳を意識しながら丈夫な体作りを目指しましょう:)
最後に一番伝えたい事ですが、薬膳はガチガチに合わせないといけないという物ではありません。
これは悪いあれは悪い・・・と考えてしまうと折角の食事が台無しになってしまいます。お菓子だって食べて良いんです。
私なんてコーヒー+アルフォート毎日食べないと死んでしまいます。
この野菜って薬膳の薬効どうなんだろ?今の体調に合った野菜とかってあるんだろうか?と軽く意識するだけでも全然違いますので、楽しみながら薬膳を取り入れましょう:)
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