【口内炎の種類について】口内炎の種類を知って正しい治療をしましょう!

養生

今日は口内炎の種類に関するお話を書こうと思います。

季節の変わり目が一番なりやすいですし、種類を知っていないと正しい治療が出来ず長引く可能性があります。

できる限り優しく書きますので、お茶でも飲みながらゆっくりお読み下さい:)

【口内炎は何種類ある?】

ざっくり4種類あります。 それぞれの種類に分けてわかりやすく書きますので、順に見ていきましょう。

【①アフタ性口内炎】

アフタ性口内炎は簡単に言うと勝手に出来る、白っぽい円形に近い形の口内炎です。

しばしば痛みを伴い、食べ物がしみるのが特徴ですね。 勝手にいつの間にか出来ている、皆様が一番最初に思いつく口内炎かと思います。

対処法:アフタ性は免疫力低下・口内環境の悪化・胃腸不良等様々な要因が重なっていることがほとんどです。

市販のビタミン剤(B2B6剤)や口内炎パッチ・塗り薬を使っても治ることは治りますが、根本的な治療をしないと再発します。

胃腸に優しい食事&疲れをしっかり取るために規則正しい生活を心がけましょう。

また、食事でお勧めなのが「みょうが」ですね。

昔から口内炎に良いとされています。 他にはタコもお勧めです。

気・血を補うのに良いですので、病気や疲れで口内炎が出たときに食べると良いですよ。

【②カタル性口内炎(外傷性口内炎とも)】

カタル性口内炎(外傷性口内炎)はその名の通り外部的刺激によって発生します。

ガリッと噛んじゃった後にできたり、矯正器具の圧力によっても出来たり、 虫歯の影響でも出来ます。

赤い炎症が出たり水疱が出来たりと、外傷の種類によって形が定まらないのが特徴です。

対処法:刺激が強い食事はさけ、抗菌成分が入った口内炎塗り薬を使いましょう。 大抵数日で良くなります。

矯正器具で出ているようであれば歯科医へ相談をしましょう。

【③ヘルペス性口内炎】

言わずと知れたウィルス性口内炎ですね。

口の粘膜の至る所に出来るのが特徴。 外見的には小さい水疱が集まっている感じです。

激しい痛みや発熱を伴うことも。

対処法:受診が一番良いです。

ヘルペスウィルスは人から人へ移る可能性もあるため、 発症中は注意が必要です。

市販薬でもヘルペス用の口内炎薬は売っていますが、一度病院へいってヘルペスと診断を受けないと売れない為ご注意下さい。

【④カンジタ性口内炎】

口の中にカンジタという真菌の一種が繁殖する口内炎の一種です。

単純に口内が赤くなる事もあったり、白い苔が覆う・粘膜が厚くなる等形が定まっていないことが多いです。

大人・乳児問わず発症し、しびれや味覚異常を起すこともあります。

対処法:迷わず病院に行きましょう。

というのも、白板症や紅板症という別の病気の可能性もあるからです。

この2つの病気は最悪癌化する可能性があるので早めに受診しましょう。

漢方では口内炎は熱邪のせいで起こるとされています。

熱邪とは簡単に言うと体にたまった熱の事を指し、暴飲暴食や風邪・ストレス・慢性疲労によってたまるとされていますので、心当たりがある方は体を労る生活をしましょう。

慢性的に口内炎を患っている方は黄連解毒湯という漢方もお勧めです。昔は家庭の薬箱に良く入ってた漢方です。

欲しいかも・・・と思った方は是非薬の資格者へご相談下さい。

如何でしたか?

口内炎は気を抜いたら出来てしまう物ですので、ならないように注意をしましょう。

もしご質問がありましたら遠慮無くお願いいたします。

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