前回髪の毛のケアの際に書ききれなかった分です。
最近髪の毛、特に抜け毛や薄毛に悩んでいる女性も増えてきています。
中々相談しにくい内容ですから、悩むのも無理ないですね。
ご家族の中でも悩んでいる方がいらっしゃるかと思います。
今回の知識はそうやって悩んでいる方に知って欲しい追加内容にしています。
読んでみて下さい:)
【漢方から見た髪の毛のケア】
内容的に前回流した髪の毛のケアとちょっと被ります。
要約いたしますと、「髪の毛をケアするには肝と腎をケアしよう!」という内容でしたね。
基本的なケアは肝と腎のケアでOKです。
血虚と腎虚のケアが薄毛にとってファーストケアになります。
今回は前回書き切れなかった2パターンについて言及をしたいと思います。
【髪の毛がべたついて、雑菌が繁殖・炎症しているパターン】
これは湿熱タイプで起こります。
湿熱とは、簡単に言うと暴飲暴食・アルコールの摂取等で体内に湿・熱が余り暴走している状態です。
この湿熱が続くと脂漏性皮膚炎にかかる可能性があがり、これにより抜け毛に繋がります。
このタイプを改善するには、まず食べる量を減らす・良く噛む必要があります。
お辛いでしょうが、ここはしっかりやって頂きたいです。
食生活のバランスを整えると共に、甘い物、油物をさけ、緑茶・トマト・すいか・もやし・ごぼう・なす・にがうり・豆腐・シジミ・あさり・白菜を摂ると良いでしょう。
湿熱タイプの方は運動不足やストレスによっても起こるとされています。
今まで食にぶつけていたストレス発散を他の場所に移すという意味でも運動はオススメです。
【肝気鬱結】
簡単に言うと精神的なストレスにより肝の機能が損なわれ、抜け毛になるパターンです。
ストレスで髪の毛が・・・というパターンですね。
中々ケアがしにくい物ではありますが、良い食べ物を列挙していきます。
大根・みかん・大葉・ウコン・なた豆・そば・らっきょう・かぶ・里芋・エンドウ豆・ジャスミン
Xでもポストしましたが、ストレス対策にジャスミンは本当にオススメです! 別に抜け毛はないけどストレスたまっている!という方はジャスミンを取ってみましょう。
如何でしたか?
髪の毛は血余・腎の華と言われる通り、いきなりぱっと改善する物ではありません。
イメージとしては、コップからあふれた水が徐々にたまっていって改善する感じですね。
気になっている方は、西洋学の薄毛治療と併せて漢方でのケアも実施してみて下さい:)
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