最近は食の欧米化に伴い、最近全然味噌汁飲んでないという方も増えていると思います。
この時期に皆様に飲んで欲しいなーと思っていますので、 是非読んでみて下さい:)
【味噌の歴史】
大昔の味噌のご先祖様は醤(ひしお)と呼ばれていました。
醤は色々なお肉を使って麹や塩をいれて熟成させた物で、現代の味噌とは大分違った物になります。
それが長い時を経て日本へとつながり、室町時代になって急速に広がり、江戸時代には「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」という格言が出来るほどにまでなっています。
昔から我々の文化になくてはならない物なのがよく分かりますね。
最近では徐々に世界へ向けて輸出量も増えていってるそうです。
【味噌の格言集】
↑でも1つ紹介しましたが、味噌の格言はめちゃくちゃあります。
・味噌で呑む一杯、酒に毒はなし
・味噌は朝の毒消し
・味噌汁一杯三里の力
・焚火1丁、味噌雑炊三里
・生味噌は腹の妙薬
・味噌汁はたばこのず(毒という意味です)をおろす
軽く上げるだけでもこれだけあります。
食品の中でもこれだけ格言があるのは味噌だけなんじゃないでしょうか。
【味噌の栄養】
さて、そんな昔から重宝されていた味噌の栄養はどうなのでしょうか。
味噌の主原料である大豆から、良質な蛋白質が豊富なことが知られていますね。
他にもビタミンやミネラルビタミンK・ビタミンB1や鉄・植物性乳酸菌・必須アミノ酸など上げたらきりがありません。
さすが医者殺しの異名がついている事はありますね。
【薬膳から見た味噌】
さて、次は薬膳から見た味噌ですね。
味噌汁は気を補うと共に、脾の機能を高めてくれるとされています。 虚弱体質で胃腸が弱くなっている方にオススメです。
また、解毒による作用もあるとされていますので、二日酔いにもうってつけですよ。
【時期的にもオススメ】
皆様もご存じの通り、味噌汁は基本的に様々な料理と合います。
私が今までオススメしてきた白い食べ物や黒い食べ物はもちろん、そのままおつまみで食べる方もいます。
この忙しい年始めは特に忙しく、中々胃腸が休む暇がないと思います。 そのときはこの記事を思い出して、色んな食材に合わせて食べてみて下さい。
如何でしたか? 最近朝食はパンばかりだなー・・・という方も、是非味噌を食事に組み込んでみて下さい:)
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