今回の記事は前回書いた瘀血(おけつ)と漢方について書いた内容の補足になります。
瘀血改善に良いオススメの食材に関して書いておりますので、
冷えや肩こり、腰痛にひどい生理痛・頭痛・それらに伴う便秘の方は是非読まれて下さい:)
そもそも瘀血とは?
前回と同じ内容になってしまいますが、「瘀血(おけつ)」とは簡単に言うと「血が滞って渋滞してしまっている状態」です。
血が滞ってしまった、必要な栄養が行き届かなかったり老廃物がうまく運べなくなってしまい、
様々な悪影響が体に出てきてしまうと言うわけですね。
頭に血が渋滞してしまったらズキズキと痛む頭痛に、肩に集まったらしつこい肩こり・お腹に血が渋滞してしまったらひどい生理痛や痔・便秘とか腰痛になってしまいますし、
肌荒れやニキビ・クマなどお肌にも悪い影響が出てきます。
体の構造上女性になりやすいというのも特徴ですね。
ストレスや冷え・ホルモンバランスの崩れによってもなりやすいといわれています。
お医者様に言っても中々解決せず、もやもやされている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読まれて、少しでも皆様の生活が楽になればいいなと祈っております:)
先に瘀血+便秘に良い漢方を知りたい!という方は是非前の記事↓も読んでみて下さい:)
瘀血に良い食べ物を教えて!
瘀血に良い物はざっくり言うと「血行をよくし、体を温めるような食べ物」がオススメです!
私が店頭にたっている時にこのタイプの方に絶対オススメしているのが、ビタミンEになります。
アーモンドとかのナッツ類が有名ですね:)
ビタミンEは別名トコフェロールとも呼ばれており、「子供を産む力を授ける」という意味になっています。
昔から女性の心強い味方というわけですね:)
ナッツ類は一日摂取目安量が意外と少なく、一日20粒程度を目安に摂取されて下さいね。
また、ビタミンEとビタミンCは一緒にとると相乗効果でお互いの働きが良くなりますので、
できる限り一緒にとることをオススメいたします:)
また、昔からの生薬として漢方薬に入っている山査子と紅花は大変オススメです。
効果があるからこそ生薬になっていますし、私自身効果を感じました。
是非試されてみて下さい:)
山査子?紅花?ちょっと見慣れない食材だなーと思っている方もいるとは思いますので、
瘀血に良い食材で、尚且つお店で気軽に買えるのをざっと列挙しておきますね:)
- にんにく・とうがらし・黒豆・納豆・大豆・チンゲンサイ・ニラ・ヨモギ
- セリ・ねぎ・タマネギ・黒きくらげ・ブルーベリー・オレンジ・グレープフルーツ
- 青魚・お酢・甘酒・しょうが・日本酒
上記が買いやすくてオススメです!
注意点として、痔を患っていらっしゃる方はアルコールと辛い物は食べない方が良いのでお気をつけ下さい!
薬膳の観点から言いますと、同じ性質の物を摂取すると効能が向上するのでオススメです。
例えば、青魚にしょうがを足したり・・・とかですね。是非意識してみられて下さいね:)
逆に瘀血の人が避けておきたい食品は?
油物・こってりとした物など、血液がどろっとしてしまうものや、糖分が多い甘い物は避けた方が良いと言われていますね・・・。
これはあるあるだと思うのですが、おいしい物とか食べたくなるものって大体あてはまっちゃいますよね・・・:(
また、冷やす物もあまりオススメではありません。
これは結構聞く話ですが、瘀血気味の方は甘い物を結構食べている事が多い気がします。
喫煙や運動不足も瘀血の原因になると言われています。
私もご相談を受けて「甘い物を毎日食べている」という方で瘀血をなんとかしたい!という方には、
甘い物を無理せずちょっとだけ控えてこのオススメ漢方を飲んで下さいねーとお伝えしていました。
そして後日良くなったというご連絡を頂いた事が実際に結構あります:)
医食同源とはよく言ったもので、ちょっと控えただけでもこんなに違うのか・・・と驚いたのを覚えています:)
避けておきたい食品は絶対我慢しなくちゃダメ・・・?
これは私の考えですが、そんなに無理して我慢する必要はないと思います。
例えば、私は恐らく世界一アルフォート(チョコのお菓子)が大好きで別府市の中で一番食べている自信があるのですが、
めっっっっっちゃ楽しんで食べてます:) コーヒーとこれの組み合わせ半端なくおいしい!!!
何事もそうですが、まずは自分でできる範囲で我慢して量を減らして・・ていうのをオススメしています!
無理に我慢してストレスをためてしまうと、逆に体調が悪くなってしまいますので、
ほどほどに食べられて下さいね:)
また、これは冷やす部類になる物だから食べない!というのはオススメではなく、
実は体を冷やす物と温かい食べ物を一緒にとると冷やす効果が和らいだりします。
例えばですが、なすは体を冷やしますが、生姜と一緒にとると作用が穏やかになるといった感じです:)
ちょっと意識するだけでも大分違ってきますよ:)
最後に
「自在名医」という言葉があります。ざっくり言うと「自分を1番理解しているのは自分」という意味です。
薬膳というのは普段の生活で非常に有益ですが、あまりきつく考えてしまい食生活を意識してしまうと、
逆にきつくなって普段の生活の楽しさが失われてしまう可能性だってあります。
ご自身の事が一番よく分かっているのは自分ですので、自分に合わせたスタイルで薬膳を取り入れてみて下さいね:)
運動や睡眠をしっかりとり、快適な生活を目指していきましょう!:)
さて、今回の記事は如何だったでしょうか?
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個別での相談もめちゃくちゃ喜んでしますのでよかったらどうぞ:)
それでは、良い腸活ライフを:)
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